C級試験のネタバラシをします!!わずか2週間で合格できます!!

資格学校LECで通関士、貿易実務検定の講師をしていたJamesです。

今回はC級試験のネタバラシとして、わずか2週間で合格できる勉強法をお伝えいたします。

まずは、この記事を読んでメリットがある方々を下記に記載しています。
それらの方々はぜひ読んで実行してみてください。

では、始めましょう!!

注)この記事は、以前のC級試験の2週間前に投稿したものです。

この記事はどんな人にメリットがあるの?

これまで試験合格のために日々努力している方は、この記事を読む必要は無くありませんので、これまでどおりの勉強方法を進めてください。

なぜなら、本試験2週間前にこれまでの勉強方法を変えてしまうとペースが乱れて、どっちつかずの結果となり目標を達成できなくなる恐れがあるからです。

今回の記事は下記のような人にメリットがあります。

★テキスト、過去問を既に持っている人けれども、

・全く勉強をしていない人

・次回の再チャレンジ制度(無料)を利用して次回本気でやろうと思っている人

・「日頃、ちゃんとやっておけばよかった」っと既にあきらめている人

・英語が得意なので英語の問題ばかりやっていて貿易実務をおろそかにしている人

まずは、テキスト、過去問を持っている必要がありますが、明日にも書店で買ってくるという方もこの記事を参考に勉強してみてもまだ間に合うと思います。

以上のように、この記事を読んでメリットがある方というのは、テキスト、過去問を持っていて、既にあきらめの境地に陥っている人です。

その方々は、これからどうしますか?

☆次回の試験まで2~3ヶ月間、これから勉強し続けますか?

☆それとも、残り2週間に必死で勉強して合格を勝ち取りますか?

後者の方は、引き続きこの記事を読んでください。

実行すれば必ず合格します。

 

なんでわずか2週間で合格できるの?

実は、貿易実務検定C級は時間があれば2週間で合格できる試験なのです。

いろいろな方のブログで「1週間で合格できました!!」、「2週間で合格できた体験記」等とありますが、この試験は時間があれば誰でも2週間あれば合格できる試験なのです。

その理由は、合格基準点と合格率を見るとわかります。

・C級試験の合格基準点は2科目の合計160点(80%)とかなり高得点が必要です。

・直近5回の平均合格率は、67.5%です。

合格基準点が満点の8割というのはかなり高得点です。

C級試験は満点が200点です。その80%の160点を取れば合格です。

間違っていいのは、わずか2割の問題です。厳しいですね。
これだけみるとかなり難しいと思いますよね。

でも、合格率は67.5%(直近5回平均)です。(2020年11月現在)

合格基準点が高いのにも関わらず、なぜ半分以上の受験生が合格しているのでしょうか?

言い換えますと、合格基準点が高いのにも関わらず、なぜ満点の8割もとることができるのでしょうか。

その理由は、C級試験問題はテキストに書いてあること過去に出題されたことがあるところから出題されている問題がほとんどだからです。

だから、67%という多数の方が合格基準点に達することができるのです。

私は資格学校LECで試験問題を作成していました。
試験の得点は、テキストに書いてあることを問題にすれば皆ができて高得点になります。
なぜなら受験生はテキストを見て勉強しているからです。

逆に、テキストに書いていないことを出題するとグッと得点は下がってしまいます。

C級試験問題のほとんどがテキストに書いてあることが出題されるので高得点を取ることができるのです。

ならば、2週間でどうするかということですが、それはこれから説明しますが手元のテキストと過去問で的を絞って集中的に勉強を行うことが必要です。

では、2週間で合格を勝ち取るための手順と勉強方法を説明していきましょう!!

超簡単なスケジュールを立てましょう

今から細かいスケジュールを立てても無駄です。

その時間があるならば過去問を数多く解いたほうがいいです。

ですから簡単なスケジュールを立ててみましょう。

スケジュールを立てるメリット

スケジュールを立てていないと本試験の日が近づくにつれて勉強が完全に終わっていないと焦ってしまうからです。

しかしながら、スケジュールを立てることにより、まだ勉強をしていない箇所は今後の勉強予定にしっかり入っていると考えると現在勉強すべきところを安心して取り組むことができる大きなメリットがあります。

ですから、簡単でもいいのでスケジュールを立てておきましょう。

超簡単なスケジュールを立てましょう

下記のようなようなことを踏まえてスケジュールを立ててみましょう。

  • 1日のうちで勉強できる時間を把握
  • その時間内で過去問1年分を何日で終わらせるか予定を立てる。
  • 3日間学習したら次の1日は総復習をすること

では、それらをひとつひとつみていきましょう。

1日のうちで勉強できる時間を把握

みなさんそれぞれご事情があるので勉強可能な時間は違うと思います。

しかしながら、ここでゆるい時間数にすると合格できません。

なにせ2週間しかないのですから。

平日、休日にわけて、簡単でいいので勉強可能時間を見積もってみてください。

 

過去問1年分を何日で終わらせることができるのか

過去問を解いて、解答解説を読んで、間違っているところを理解するという作業です。

これも人それぞれ違ってくると思います。

目安ですが、過去問1年分は貿易実務の経験者ですと半日あれば可能かと思います。
未経験者ですと最初は1日かかると考えていたほうが良いと思います。

5年分の過去問が手元にあったら、未経験者は最初の1週間は毎日1年分を行うということです。

たかしくん
たかしくん
James先生、それでいいの?
1日でわずか1年分の過去問しか進んでないよ。
そうです、それでいいんです。
勉強している内容は本試験で出題された問題ですので次回も出題される可能性があります。ですから勉強している内容はかなり濃いものであり効果的な勉強法です。
James
James

 

3日間学習したら、次の日は総復習の日

時間がないのでドンドン先に進みたいのはわかります。

でも、人間って忘れる動物なんです。

下記を見てください。

エビングハウスというドイツの心理学者が、忘却曲線というのをあらわした表です。

この表からわかることは、

人が一度記憶したものは、

20分後には58%しか記憶に残っていない。
1時間後には44%しか記憶に残っていない。
わずか1日で34%しか記憶に残っていないのです。

ここでわかることは、早めの復習が必要であるということが言えます。

そのため、下記のように新しい問題と前日の復習を行います。

・1日目で1年分の過去問を勉強

・2日目に新しい過去問を始める前に、昨日勉強した過去問を1年分を復習

・3日目も同じように新しい過去問を始める前に、まず2日目の過去問を復習

☆3日間学習したので4日目は総復習として3年分の過去問を復習する。

これで、日間で過去問3年分を2-3回勉強していることになり、かなり自信がつくこと自分の苦手なところがわかってくると思います。

かなり効果的な勉強方法です!!

苦手なところは総復習日に苦手な理由をみつけて早めに解決させましょう。

そして翌日以降に少しでも復習をしてみて頭に定着させて、自分の得意項目にできればしめたもんです!!

これらのことを踏まえて試験までの2週間の勉強スケジュールを立ててみて下さい。

次は、みなさんが気になる「2週間で合格できる勉強方法」です。

2週間で合格できる勉強方法

まずお伝えしますが、楽には合格できません。

わずか2週間で合格できる勉強方法とは、私がこのブログのこれまでの記事にしている勉強方法を更に削り落としていく短時間で合格できる方法です。

勉強方法のポイントをひとつひとつ上げていきます。

勉強の順序

通常は、
①テキストを読む
②過去問を解く

っという方法ですが、
これではテキストに書いてあって本試験出題されない箇所も読むことになります。

わずか2週間しかないので本試験で出題されるところのみを学習するのです。

ならば下記の方法です。

①過去問を解く

過去問の解答解説を読む

③上記②で理解できなかったらテキストを読む

まずは過去問を解くことが第一です。

理由は、

・本試験で出題された問題なのでこれができれば得点は取れる。

過去問の解答解説は出題された問題の正解が理解できるように解説されているので正誤の違いがよく理解できる。

 

以上のように過去問中心の学習にすべきです。

過去問は最高のテキストであり、最高の参考書です。

先程も記載しましたが過去問の解答解説は本試験の問題について何故正しいのか、何故間違っているのかを記載してあります。

つまり本試験で問われることが説明されています。

これを見逃してはいけません。

過去問を解いてみて、わからなかったらすぐにテキストを見るのではなく、解答解説を参考にしてみてください。

「過去問は最高のテキストであり、最高の参考書である」

いいですか、もう一度重要なことを記載します。

超重要

過去問の解答解説は何故正しいのか、何故間違っているのかを記載してある。

・つまり本試験で問われることが理由付けされて説明されている。

・これを見逃してはいけません!!


キーワードは見逃すな!!

過去問をみるとまぎらわしいものを区別することが問われていることがあります。

なにが違うのか、それはキーワードで判断できる場合が多いです。

例えば、以下のような場合です。

・Revolving L/C = 自動的に復元

・バーゼル条約=有害廃棄物

・ワシントン条約=絶滅の恐れのある動植物

・並行輸入=真正品、一手販売代理店を通さず

 

以上のようにこの言葉を覚えていれば、この用語の説明だとわかるキーワードを押さえておきましょう。

そうすれば、テキスト等の説明文の全てを覚える必要がなくなります。

 

外出時にはアプリを利用して!!

外出時にテキストを持ち歩いて学習するのもいいですが、テキスト大きいので移動時には少々不便かと思います。Appleでは下記の2つのアプリがあります。

こちらはAndroidでもアプリがあります。

日頃の勉強の成果を隙間時間でアプリを使って試して見てください。

読み方、イメージなんて後回し

私の友人の貿易未経験の資格マニアは、NVOCCのことを「ノボック」と言っていました。

NVOCCは、アルファベットをそのまま「エヌブイオーシーシー」と言います。

でも、ノボックと読んでいた資格マニアはC級に一発で合格しました。

なぜなら、読み方は出題されないからなんです。

過去問ではNVOCCがどのようなことをするのかということが出題されます。

読み方が気になってネットを調べるのもいいですが、深追いはしないように

時間の無駄です。

イメージがわかないものも同じです。

・CY  = コンテナヤード
・CFS = コンテナフレートステーション

ネットで画像を見るだけで十分かと思います。

あとはそれぞれの働きとCY,CFSの違いを覚えておきましょう。

どうしても気になるならば、合格してから満足がいくまで調べるようにしましょう。

 

英語はどうするの?

TOEICが高得点で英文を読んで瞬時に理解できる人は、貿易特有の英単語だけを勉強すれば十分です。

英語が苦手な人は下記私のブログを読んで得点できるところをしっかりと押さえてください。英語対策の記事が①~⑥まであります。

貿易実務検定 英語が苦手な方へ

 

既におぼえているところは何回も復習しないこと!!

過去問は、正解率を上げて良い点数をとるものではなく、自分が理解していないところを見つけるものです。(えらそうに書いてますが、これは受験生の言葉をそのまま頂きました)

解答用紙のX(バツ)のところがあなたの弱点であり、これからの伸びしろです。

理解していないところに重点を置き、既に覚えているところは間隔をあけて復習しましょう。

《要注意》1点が命取りになります

合格基準点は前記のとおり満点の80%でかなりの高得点です。

おそらく満点の80%前後にはたくさんの方がひしめきあっていると思います。

わずか1点足りなくて不合格になっている方もたくさんいるはずです。

知識があるにも関わらずケアレスミスで不合格にならないように、日頃の勉強のときから注意して、ケアレスミスがあったならば回避できる対策を練るべきです。

例えば、問題文を読んで正しいものを選択すべきところを間違えて誤っているものを選択してしまった、なんてケアレスミスです。とてももったいないです。

自宅学習のときから想定されることは危険回避できるようにしておきましょう。

1点に泣かないために!!

(選択するものを間違わないようにマル印をつける)

 

インコタームズと貨物海上保険の理解は少々時間がかかる

この2つは理解するのに少々時間がかかります。

ですので私のブログで記事にしています。

もしも理解に時間がかかるようでしたら一度見てください。

貿易実務検定 過去問からみるインコタームズの勉強法

貿易実務検定 難解な 貨物海上保険 をやさしく解説!!

 

無敵の法則

よく資格試験勉強でいわれていることです。

むてき(無敵)の法則

(ム)無駄なことはしない!!

(テ)徹底的に繰り返す!!

(キ)気持ちを強く持つ!!

・無駄なことをして余計な時間を費やさないこと。
無駄なこととは試験に出題されないところを深堀して調べたりすることです。
気になるかもしれませんが、このようなことは試験が終わってからやればいいことです。

・解らない、覚えられないところはあなたのこれからの伸びしろです。
理解できるまで徹底的に繰り返して弱点から強味に変えて得点源にしてしまいましょう!!

・そして、自分は絶対に合格する!という強い気持ちを最後まで持つこと。

これが合格する秘訣です!!

 

満点を狙うな!!

以前、本試験で時事問題が出題されたことがあります。

またテキストには書いていないことが出題されていることもあります。

これらは主催者側が得点を押さえるために出題しています。

これらは捨て問題として扱い、試験対策として取り組む必要はありません

ほとんどの受験生ができていないはずです。

これらの問題を深堀りして勉強しても再度出題される可能性は低いです。

ならば、頻出問題を何回も繰り返して勉強するほうが得策です。

満点を取らなくても合格はできますので。

 

試験直前1週間は恐ろしいほどパワーアップする

試験直前の1週間は皆さん大詰めにかかっています。

その期間で弱点を見直し、何回も過去問を解いて、日ごとに得点を上げてい行くのが現状です。

これを読んでいる皆さんも同じようにできます。

わずか2週間しかないですが、自信を持って突き進んでください!!

 

まとめ

C級試験直前2週間前で既にあきらめている人達に、この試験が2週間ほどで合格できることをネタバラシをさせていただきました。

ただし、文中にも記載したように合格するという強い意気込みと本気で勉強しないと合格は不可能です。

残り2週間を必死で勉強するか、それとも次回試験まで2~3ヶ月間勉強しつづけるか、よく考えてどちらかを選択してみて下さい。

では、頑張っていきましょう!!

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