貿易実務検定 再チャレンジ制度 実施

資格学校元LEC通関士、貿易実務検定の講師のJamesです。

貿易実務検定試験B級、C級にて再チャレンジ制度というものが実施されます。

その内容と受験生へのメリットとデメリットを考えてみました。

ご覧ください。

 

貿易実務検定 再チャレンジ制度 実施

この制度は現在の新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う緊急事態宣言が発令して外出自粛要請が出されたための応急処置と考えます。

現在の予定では、下記の試験はWebで行うようです。

・5月17日(日)実施 ー C級

・ 7月 05日(日)実施 ー B級、C級

Web試験についての詳細は、4月22日(水)頃に発表になるとのことです。

 

再チャレンジ制度とは

日本貿易実務検定協会の発表によると、下記の方々が対象です。

・5月17日(日)C級受験者

・7月 5日(日)B級受験者

これらの方々は上記日程で受験した結果、

不合格であっても年内の試験を1回だけ無料で再受験できる。

っという制度です。

受験者へのメリット

現在、発表されている内容をみると、1回の受験料で2回受験することができるということで受験生にとってメリットはあると思います。

例えば、本日(4/18)からテキストを購入して学習しようとしても、5月の試験まであと29日しかありません。

とりあえず5月の試験まで勉強をして、5月のWeb試験を受験して勉強不足で不合格になったならば、7月に再度チャレンジをするというプランを立てることができます。

5月に受験をして本試験の雰囲気と試験内容と今後の課題をつかみ、その上で7月に再度チャレンジするという方法も良いかと思います。

受験者へのデメリット

人間は誰でもなまけものなんです。

ですからデメリットは、のんびりしてしまうということです。

7月が本番なので、5月の試験はこんなもんでいいだろうということで日頃の勉強も本気度が少なくなってしまうことが考えられます。

これでは、7月の試験も合格できるかどうかわかりません。

この対策としては、試験までの道のりをしっかりとスケジュールを立てることが必要です。

5月の試験まで一生懸命勉強して、それで不合格だったら今後の課題も見つかりますが、
あまり勉強していないと今後の課題も中途半端で不明確な課題になってしまいます。

ですから、次回の試験に合格するために学習することがベストであると考えます。

Web試験の詳細の発表を待ちましょう

Web試験というのは、国家試験でも実施されています。

今回の貿易検定試験では冒頭に申し上げましたように新型コロナウイルスの影響により、
やむを得ずWeb試験にしたということですが、なにか受験生に不都合なことがなければ、
わざわざ再チャレンジ制度は実施しないと思います。

・突然のWeb試験に変更で受験生に戸惑いを与えたからでしょうか。

・受験生でPCを持っていない方もいるので、今後の会場での試験実施に受験してもらうため再チャレンジ制度を実施するのでしょうか。

いろんなことが考えられますが、主催者側の発表が22日(水)頃にあるとのことですので、
Web試験について詳細の発表を待ちましょう。

まとめ

世の中がこのような状況ですので、試験主催者側も初めての試みでWeb試験と再チャレンジ制度を実施するようです。

今、受験生としてやるべきことは目標に従って勉強をするということです。

Web試験になっても恐らく出題内容はこれまでと変わりません。
ただ受験方式が変更になるだけです。

ですから、しっかりと学習を続けていきましょう。

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