3秒で判断できる円高と円安!!

資格学校元LEC通関士、貿易実務検定講師のJamesです!!

今日のテーマは、「3秒で判断できる円高と円安!!」です。

「これは円高だ!!」、「これは円安だ!!」ということを3秒で判断できるようになりますのでちょっと読んで見てください。

では、始めますね。

なんで、円高、円安ってすぐに言えないの?

「これは円高ですか?」、

「これって円高?、それとも円安?」

って会話の中に出てくることありませんか?

すぐに答えられる人は円高、円安を理解している人ですが、実は貿易関連に勤務していていてもこれがわからない人がたくさんいるんです。

では、何故、わからないのでしょう???

なぜなら、登場人物が多すぎるのと、それらは対比しているものばかりなので混乱するんです。

その登場人物というのは、

円高、円安
ドル、円
金額が高くなる、安くなる
価値が上がる下がる

っね、こんなにあるでしょ。これに輪をかけて「輸出者、輸入者」等が加わったりします。

見てのとおり、対比している言葉ばかりですのでなおさら混乱して、すぐに円高、円安かを判断できなくなってしまうのです。

 

貿易実務検定試験C級でも出題された円高、円安

第26回貿易実務検定試験C級 貿易実務 問題2の12でこんな問題がありました。

「1ドル119円であったのが、後日1ドル110円になった場合を(A.円安 B.円高)になったという。」
(引用:貿易実務検定C級試験問題集)

答えは、Bです。

ずいぶん古い問題なので、単純に通貨の変動から円高円安の判断をさせる問題ですが、まずこのような問題でつまづくようですともったいないです。

ですから、わずか3秒でこの問題に対応できるように次で解説していきます。

 

3秒で判断できる円高と円安!!

最初に申し上げますが、この方法はかなり乱暴な覚え方です。
いろいろなテキストやHPまたブログ等で円高円安について説明していますが、その説明はまず根拠を述べてそれで理解してくださいという説明の仕方です。

私の場合は根拠を飛ばしていきます試験で得点を取るための方法です。ですからかなり乱暴な覚え方になりますので事前にお知らせしておきます。

 

では、説明します。

試験問題と解答をもう一度書きますね。

「1ドル119円であったのが、後日1ドル110円になった場合を(A.円安 B.円高)になったという。」
答えは、B.円高です。

1ドル119円 ⇒ 1ドル110円になったということです。

日本円を見てください。119円 ⇒ 110円と金額が安くなっています。

金額が安くなって、円安だ!!っというなら試験問題になりません

 

これが答えだったらみんな正解になります。なぜなら誰も混乱する人がいないからです。

金額が安くなって、正解が円高だからみんな混乱して間違えるのです。

だから試験問題になるのです。

であるならば、逆に考えればいいんです。

金額安くなった ⇒ 円安ではなくて円高だ! あっという間に正解が出てくるでしょ。

あるいは、金額が高くなった ⇒ 円高ではなくて円安だ!! ということです。

逆に考えればいいんですよ。

以上です。

でもでも、いままでスパッと円高、円安が答えられない人でもこのように解答にたどり着くと、今度はなんで円高なの?本当にそうなの?って思うかもしれませんね。

それでいいんです。そうやって興味を持つと円高、円安になる根拠を調べたりして頭の中に記憶として残ります。

3秒で判断できますでしょ。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

かなり乱暴な覚え方かもしれませんが、このことを頭に入れておけば日常会話の中でも円高、円安について理解できるし、ご自分でも円高だ!!、円安だ!!っと言えるようになるのではないでしょうか。

とりあえず、試験問題を解くため「3秒で判断できる円高、円安!!」を記載しました。

引き続き頑張りましょう!!

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