貿易実務検定 B級 貿易書類の作成 どこまで学習したらいいのか悩んでいませんか?
こんにちは、元LEC通関士、貿易実務検定講師のJamesです。
B級 貿易実務 問題3 貿易書類の作成でどこまで学習したらいいのかお悩みではありませんか?
ありとあらゆる書類を全て覚えなければいけないの??
なにをどこまで学習すればいいの??
そんな悩みを解消させていただきます。
これまで出題された本試験問題を分析して出題傾向と試験対策についてお伝えいたします。
未経験の方でも最短の時間で得点が取れるように対策を練っていますのでご覧ください。
注)この記事は2020年8月27日に投稿したものです。内容は一部更新しています。
目次
貿易実務 問題3の配点と出題される貿易書類の枚数
まず問題3の配点を確認しておきましょう。
B級貿易実務 問題3の貿易書類の作成については150点満点中45点の配点です。
従いまして、貿易実務の約1/3を占める配点割合ですので、ここで得点を取らないとかなり合格は遠くなっていきます。
そして、出題されるのは2つの貿易書類です。
さまざまな貿易書類があるなかで、2つの書類作成が試験に出題されます。
そもそも貿易書類ってどれだけあるの?
貿易書類というのは数をあげたら数えきれないほどあります。
ただし、B級で出題されるのは限られたものだけです。
では、試験に出題されるのはどのくらいあるのでしょうか?
貿易実務アドバンストマニュアル第2版に記載のある貿易書類は以下のとおりです。
・輸出ー23件
・輸入ー24件 / 合計47件
だって、この書類のどこになにを記載するかを覚える必要があるんでしょ?
記載する内容も覚えなければいけないので確かに47件というのは多すぎますね。
なので、出題傾向を分析しましたので次をご覧ください。
貿易書類作成の出題傾向と対策 【10月実施試験で的中!!】
本年8月27日に貿易書類作成について本試験問題を分析した出題傾向と試験対策の件をこのブログに投稿しました。
その際の、重要な記事内容が下記赤枠のとおりです。
その時点では、2020年10月受験者を対象にしたものでしたが、10月本試験で出題された2つの貿易書類がみごとに的中していました。
・私が試験対策としてみなさんに覚えてほしい最重要貿易書類は5つです。
・この5つの書類を完璧に覚えれば本試験で少なくとも1つは回答できます。
・出題される2つの貿易書類とも回答したいということならば、あと4つの書類を覚えればかなり高い確率で2つとも回答することができます。
*これは、後述「各書類のフォームを覚えておきましょう」で記載してあるものです。
つまり合計9つの書類を覚えていただければ、的中した2つの書類が含まれているので45点を確保することができたのです。
毎回このように的中するとは限らないですが、出題されるかどうかわからない書類をやみくもに学習するよりは、出題される確率の高い書類を学習したほうが効率的ではないでしょうか。
ご検討ください。
「貿易書類作成の出題傾向と対策」の入手方法
この「貿易書類作成の出題傾向と対策」は直近18回の本試験問題を分析して、今後の本試験に出題されそうな貿易書類を抽出したものです。
前記のように2020年10月試験の予想は2つの書類とも的中しておりました。
この入手方法ですが、下記、英語あるいはマーケッテイング試験対策をご購入していただければ無料で差し上げます。
英語あるいはマーケッテイングの試験対策をご購入後、note最下段に記載のある方法で簡単に入手できます。
・貿易実務検定 B級 英語 試験対策 が完成しました。680円
・貿易実務検定 B級 マーケッティング試験対策が完成しました。680円
・英語とマーケッティング試験対策の2つをセットでご購入いただいた場合は、格安の980円となります。
アンケートにご協力いただきますが、わずか5問ですので負担なく記載できます。
よろしくお願いいたします。
貿易書類の作成のポイント
貿易書類作成の仕方についてポイントをお伝えします。
まず、この書類は何のための書類なの?
そもそも全ての書類にはなにかしらの目的があって初めて作成、使用されます。
ですから、その書類を何のために作成するのか?
ここが大変重要です。
・何のために作成するのか?
・誰が作成するのか?
・誰に対して作成するのか?
・相手に何を伝える書類なのか?
・その為に書かなければいけないことは何?
以上のように学習していくうちにひとつひとつ基本的であり、かつ重要なことが身についてきます。
各書類のフォーム(形式)を覚えておきましょう!!
前述のように問題3には作成すべき書類が2つ出題されます。
・私が試験対策としてみなさんに覚えてほしい最重要貿易書類は5つです。
・この5つの書類を完璧に覚えれば本試験で少なくとも1つは回答できます。
・出題される2つの貿易書類とも回答したいということならば、あと4つの書類を覚えればかなり高い確率で2つとも回答することができます。
いずれにせよ、試験に出題されそうな貿易書類のフォーム(形式)を頭の中に入れておくことが必要です。
これは、実際に仕事で貿易書類を作成している人、あるいは貿易書類を見て仕事をしている人は各書類のどこになにが書いてあるかが理解できていて、自分の探している事柄が書類のどこを見ればわかっています。
ですから、数多くの件数も取り扱うことができるのです。
従いまして、まず皆さんは試験対策として試験に出題されそうな貿易書類の形を頭の中に入れて、どこになにが書いてあるかを覚えておくようにしてください。
貿易書類を自分で作成してみよう
時間があったら貿易書類を自分で作成してみるといいです。
例えば、Sea Waybillの場合は、真っ白な紙を用意して、上からWaybill No、Shipper、Consignee、 Notify Party等と順番に自分で記載していくんです。
少々時間がかかりますが、このメリットはただ見ているだけとは違って、自分で書いてみると「あっ、ここにこんなことを書くのか!!」などという気づきがあります。
このような気づきは、わずか1回でご自分の記憶にしっかりと残ります。
ですので、ご自分で作成してみるとメリットがありますので頻出書類はぜひご自分で作成してみて下さい。
まとめ
貿易実務 問題3 貿易書類の作成についてまとめてみました。
前記のようにかなりの配点ですのでここを落とすことはできません。
ですが、テキストに記載してある書類の全てを学習していたら他のことが学習できなくなってしまいます。
ですので、ここは試験の傾向と対策をご利用いただき効率的に学習を進めていただきたいと思います。
ご不明な点等ございましたら下記のコメントよりご連絡ください。
では、試験まで頑張っていきましょう!!
注)英語、マーケッテイング試験対策は内容をアップデートすることもありますが、その際は各試験対策の冒頭にアップデートした箇所を明確に記載するようにいたします。