どうしても覚えられない!! どうしたらいいの!?
こんにちは、Jamesです。
何回勉強しても、何回記憶させているつもりでも問題を解くとできない。。。
こんなことはありませんか?
ご説明する内容は記憶に残る効果的な方法ですが、ちょっと時間を取られるもしれません。
でも本試験に出るので覚えなきゃいけない、どうしても覚えられないという方は勉強時間の少しを割いて試してみてください。
では、始めます。
目次
どうしても覚えられない!! どうしたらいいの!?
何回やっても覚えられないで困っている方に一つの方法をお教えします。
ズバリ、講師になって生徒に説明するんです。
簡潔にいいますと、あなたが講師になり、覚えられないことを人に教えるように講義をするんです。
どんな効果があるの??
その効果を説明します。
人は、他人に説明するときに自分が理解していないとしどろもどろになってしまうんです。
すると、聞いている生徒もわからなくなってしまいます。
それでは授業にならないのでちゃんと説明する内容を理解してから授業を開始するようにします。
もちろん、まぎらわしい言葉の違いも理解してください。
そうすると自分の理解が深まり、本試験で出題される似たようなまぎらわしい言葉との区別をつけることができるようになります。つまり本試験の問題も解くことができるようになるんです。
これは記憶力向上のひとつでエピソード記憶として長期記憶に残す方法です。
詳しくは下記を参考にしてください。
【記憶力向上】 脳の仕組みを理解して長期記憶にする方法
事前準備は?
準備すべき物と準備する事を書いていきますね。
準備する物
1.テキスト
2.過去問
準備する事
まず、講義のテーマを決めましょう。
なかな覚えられないものってなんでしょうか?
L/C、荷為替手形、保険、インコタームズ等まぎらわしいものが数多くあるのは覚えにくいですよね。
では、L/Cを例にあげましょう。L/Cでも勉強する箇所はたくさんありますが、L/Cに書いてある記載内容ではなくて、L/Cの種類に絞りましょう。
どんな種類がありましたっけ、これですよね。
・取消不能信用状(Irrevocable L/C)
・確認信用状(Confirmed L/C)
・買取銀行指定信用状(Restricted L/C)⇔ 買取銀行指定なし信用状(Open L/C)
・回転信用状(Revolving L/C)
・譲渡可能信用状(Transferable L/C)
こんなにたくさんありますね。
こんな感じでまずは自分で講義するテーマを決めます。
わざわざ書き出さなくてもいいのですが、テキストのどこに書いてあるかを確かめておきましょう。
それと次に。。。これは受験生が喜ぶ内容です。
テキストに書いてあることがどのように本試験で出題されているかを教えてあげるんです。
そのために過去問のどこに書いてあるかを数か所Post-itでも貼っておきましょう。
以上が準備すべきことです。
何回講義をやればいいの?
下記のように講義は4日連続で行ってみるといいかもしれません。4日間は長いかと思いますが、記憶に残すためには繰り返しが必要です。
1日目 テキストと過去問を読みながら講義をする。
2日目 テキストと過去問を読みながら講義をするけれど、各信用状の特徴、違いを明確にする。
3日目 過去問集中講義。過去問だけを講義してみる。本を読みながらでいいです。
4日目 テキストと過去問を見ながらでもいいです。スラスラと説明できるようにする。
だいたい4日間続けてやるとある程度覚えるものです。3日間でできちゃう人は超優秀な方です。
テキストを丸暗記する必要はありません。
ご自身で過去問が解けるようになれば効果があった証拠です。
どんな感じで講義をするの?
そうですよね。ただ読んでいるだけでは生徒さんは眠くなってしまいますよね。
では、James先生がサンプル講義を行います。
「では、本日は信用状の種類を勉強していきましょう。
ここでは、L/Cにはどんな種類があるのか?各L/Cにはどんな特徴があるのか?それらを勉強するのと同時に各L/Cの英単語も一緒に覚えていきましょう。
まず、信用状は何種類ありましたっけ、Open L/Cも加えると6種類ですね、
取消不能信用状、英語でIrrevocable L/C、確認信用状~~、等ですね。
では、それらをひとつひとつ見ていきましょう。
まずは、取消不能信用状です。英語ではIrrevocable L/Cと言いますね。
文字どおり、取消すことができない信用状なんですっが、、、
絶対取消すことができないわけではありません。
ここからが重要で本試験に出題されます!!
信用状の有効期間中は信用状関係当事者全員の同意があれば変更や取消しが可能です。
もう一度言いますよ。信用状の有効期間中は~~~。
注意してください!!信用状関係当事者の一部ではダメですよ。
ここが重要です。全員です。全員の同意が必要です。
そして信用状関係当事者というのは輸出者、輸入者、発行銀行、そして確認信用状の場合は確認銀行ですね。いいですか輸出者と輸入者だけの同意ではダメですよ。全員です。全員ね。」
こんな感じでやります。特にとても大事なことを何回も繰り返して言うと記憶に残りますよ。
あとは、みなさんがアレンジしながらやりやすい方法でやってみてください。
目的は、覚えにくいことを記憶に残して、過去問が解けるようになることです。
試してみてください。
まとめ
冒頭に申し上げましたが、少々時間のかかるやり方です。
しかしながら本試験で頻出問題ですと避けて通れませんので、記憶に残る方法のひとつとして、講師になって説明してみる方法ご提案させていただきました。
皆さんもこれまでの勉強法で何かお持ちでしたらそれを試してみてください。あらゆる方法で貪欲に得点を取っていくようにしましょう。
では、引き続き頑張りましょう!!