貿易実務検定C級試験を終えて残念ながら不合格だった方へ
こんにちは、Jamesです。
本日、貿易実務検定C級の試験が終了しました。
受験された方、お疲れ様でした。
Web試験は問題なく対応できましたでしょうか。
既に自己採点をしているかと思いますが、合格基準点に達している方は、おめでとうございます。就職、転職にも使えますので有効に活用してくださいね。
今回の記事は、残念ながら合格基準点に達していない方へのメッセージを記載しています。
無駄なことは書いていないので、ガッカリしないでちょっと読んでみてください!!
目次
合格7割、不合格3割
合格基準点は、満点の8割です。
貿易実務 150点
貿易英語 50点 / 合計200点
従いまして、満点200点の8割が合格基準点ですので160点を取れば合格となります。
満点の8割です。各科目の足切り点はありません。
ですから貿易実務150点 、貿易英語10点の合計160点でも合格となります。
そこで、前回2020年7月実施C級試験の合格率を見てみましょう。
合格率68%です→約7割。
残念ながら不合格者が3割近くいます。恐らく本日の試験も同様の合格率だと思います。
どうしたら合格できるの?
こんな言葉があります。
「問題点をきちんと、言い表せることができたら、
問題の半分は解決したようなものだ」
C.F.ケタリング(アメリカの自動車産業の発展を支えた技術者、発明家です)
ケタリングが言いたいのは、
問題点を言葉で表せられないのは、問題の把握ができていないことである。
逆に、問題をしっかり把握できて言葉に言い表せることができるのならば、
既に問題の半分は解決しており、
あとは問題解決の方法と手順をしっかり計画をたててそれを遂行すればよい!!
っということです。
敗因の分析は重要です
3割の不合格者にはなんらかの敗因があるはずです。
例えば、
☆勉強する時間が取れなかった
→残業が重なった。
→平日は帰りが遅いので、土日を勉強時間にあてていたが子供が小さく面倒をみなければいけないので思うように勉強できなかった。
☆独学では理解できないような項目を後回しにして最後まで学習しなかった。
☆学習を始めたのが遅かった。
これらのような敗因があるはずです。
これらをまず抽出して、勉強期間のうちにどのように学習していくか、ある程度のスケジュールを立てることが必要です。
スケジュールの立て方は下記をご覧ください。
改善計画無しで学習するのは無謀です
「もっと勉強すればいい。」
「今までは平日勉強しなかったけど、今後は一生懸命勉強するようにする。」
このような目標で合格できればいいですけど、ちょっと難しい気がします。
最初に計画を立てるのは面倒くさいです。
でも計画を立てればあとはそれに従い実行するだけなので、途中であせることもないし、慌てることもないです。
ですから面倒くさいですが、同じ失敗をしないように計画を立てて勉強を進めていきましょう。
圧倒的なアドバンデージがあります
再受験者は初学者と比べると圧倒的に有利です。
初学者はゼロから勉強を始めます。
再受験者は、あとは自分の弱点を補強すれば合格基準点に達するからです。
ですから圧倒的にアドバンテージがあります。
あと一歩のところです。
気を抜かないようにしっかりとやるべきことをやれば合格を勝ち取ることができます。
一度失敗すると不安になる
一度失敗すれば誰でも不安になります。
これはしょうがないことです。
しかしながら、不安を解消するにはどのようにしたら合格できるかということが明確に理解できれば不安はなくなっていきます。
そのために、自分の課題を抽出して徹底的に学習することが必要です。
下図を見て頂ければおわかりのように、現状のご自身のレベルと合格できるレベルの差がGAPであり、今後の課題となります。
これらのGAP=課題を徹底的に学習して過去問も解けるようになると、自分に自信がつき、不安は徐々に解消されていきます。
自信を持つこと
これまでお伝えしたきたことを徹底的に行えば必ず合格します。
皆さんが不合格になったのは、ちょっとだけ学習が足らなかっただけです。
あと一歩努力すれば合格することができますので、徹底的に学習をするようにしてください。
「神様は超えられないハードルは渡さない!!」
みなさんは、アメリカの大統領になろうと思ったことはありますか?
恐らくありませんよね。
神様はあなたに不可能なことをやれとは言わないんです。
だから、C級はあなたが合格できることなのです。
努力すれば必ず合格します。
自信を持ってください。
まとめ
今回は、C級試験に残念ながら自己採点で合格できなかった方々へのメッセージをお送りしました。
くれぐれも勘違いしないでいただきたいのですが、私は不合格者を不愉快な気分にするためにこの記事を書いているのではありません。
一度挑戦しようと試みた目標をしっかりとつかむことができるようにアドバイスしています。
そもそも、一度の失敗なんて人生のなかで全く大したことはありません。
人より合格するのが遅ければ、
その分、人より長く貿易実務の仕事をすればいいじゃないですか。
人より長く学習していれば、数多くのことが人より記憶に残っていますよ。
ですから、いやなことばかりではありません。
ひとつひとつ課題をクリアして目標である合格を必ず勝ち取るようにいたしましょう。
全力で応援しています!!