4日間あればかなりの勉強ができます!!
こんにちは、資格学校LECで通関士、貿易実務検定の講師をしていたJamesといいます。
今回は、本試験直前を控えた通関士、貿易実務検定B、C級受験者の方へ、この4日間の連休の活用の仕方についてメッセージをお送りします。
連休終了後に決して後悔しないようにぜひご覧になってください。
目次
4日間あればかなりの勉強ができます
9月19日(土)~22日(火)の4日間が仕事お休みの方が多いと思います。
本試験を直前に控えたこの中型連休は受験生にとっては、とてもありがたいお休みです。
平日ではどうしたも解決できない疑問点、苦手箇所等、さまざまな問題点についてこの4日間の連休で思いっきり片付けてしまいましょう。
では、どんなことに気をつけて勉強していけばいいのかを記載します。
目標を立てましょう
まずは目標です。
4日間で可能なことです。
例えば下記のようなものです。
「インコタームズ徹底習得!!」
そして具体的には、
*インコタームズの過去問を100%理解した上で解けるようにすること。
目標の注意点
連休の日数は4日間です。
ですからその期間で可能なことを目標としましょう。
あまり多くの目標を立てて実現できないとなると、まるっきり達成感というものがなくなってしまい、マイナスの感覚になり、こんなことをやらなきゃよかったという逆効果になってしまいます。
ですからあくまでも適当な量で目標を立てましょう。
そして具体的な内容とは、なるべき数値化できることが良いと思います。
連休終了後、ご自分でやりとげたという達成感がわかるようだとベストです。
どんなことを勉強したらいいの?
①まずは苦手科目です。
平日ですとその他の問題も忘れないようについつい勉強してしまいますが、この4日間はできる問題は置いといて、苦手科目を集中的にそして徹底的にやってみましょう。
②時間がかかる問題
貿易実務検定C級の英語第2問とか、通関士試験の輸出入申告書等です。
平日ですとあまり時間がとれないので少しの問題しかできませんが、この4日間では時間がフルにあるので思いっきりやってみましょう!!
③日頃の学習で気になっていること。
頻出問題で気になっていることは少々深堀りしてでもこの期間で調べておきましょう。
ご自分で調べてもいいし、ネットで問い合わせるのでもいいし、この期間に疑問を解決しておき、スッキリさせておきましょう。
こんな問題はやらないように!!
下記のような問題は勉強する必要はないと思います。
「過去問、テキストには書いてなくて、模擬試験に出題したから解法を調べてみて、次回出題されたら対応できるようにしよう思います。。。でも正答率が低くて難しいのでなかなか理解できません。」
時間に余裕があれば別ですが、上記のような問題はやらなくていいと考えます。
なぜなら、これらの難解な問題は出題者が得点を下げようとして出題した問題です。
ですのでテキスト、過去問には記載されてません。
記載されていれば受験生は対応できるのです。
このような正答率の低い問題は出題頻度が低いので時間に余裕のある人だけ学習してください。
復習時間も計画に入れて
人間の記憶力ってこんなものなんです。
下記は、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの実験結果である「忘却曲線」です。
人が一度覚えたものがどれくらいで記憶が無くなっていくかを表した曲線です。
覚えてから、
20分後には、 58%しか記憶に残っていない。
1時間後には、44%しか記憶に残っていない。
1日後には、 34%しか記憶に残っていない。
1ヶ月後には、21%しか記憶に残っていない。
なんと記憶力ってこんな感じなんです。
ですから早期の復習が必要です。
せっかく覚えたのに2週間後の本試験で忘れていたら話になりません。
なので、学習した翌日朝にはまず復習から始めることをおすすめします!!
ご家族にご協力をお願いしておきましょう
すみません、これはもう少し早くお伝えしておけばよかったですね。
ご家族には、「2週間後の試験に全力を尽くすためにこの連休は勉強させてもらいたい。その代わり試験が終わった後の休日の子供の面倒はおれが見る!!」というような約束をして何とか協力を要請してみましょう。
まとめ
国家試験日の直前1週間をお休みする会社員の方もいます。
あるいは資格を取るため会社を辞めてしまう方もいますよね。
それほど本気度が高いということです。
この4日間の連休は皆さんにとってまさに「願っても無いチャンス」です。
うまく活用できれば合格は更に近づいてきます。
「神様は超えられないハードルは渡しません!!」
もうひと踏ん張り頑張っていきましょ!!